Brilliant Grunt

各種作品の感想、批評。或いは、ただのメモ。

【XBOX360】ブルードラゴン【RPG】

ブルードラゴン Xbox 360 プラチナコレクション

ブルードラゴン Xbox 360 プラチナコレクション

 魔法と機械が滅んで久しい世界,ある辺境の村に地鮫という怪物が現れ,村人たちは為す術がない中,16歳のシュウは典型的な熱血主人公で「負けねえ!」と叫び,友人のジーロとクルックとともに地鮫を倒すため罠を仕掛けるが,シュウたちも巻き込まれてしまい,地鮫と一緒に地下洞窟へ転落してしまう。すると地鮫は実は機械で,飛行船になって空を飛ぼうとするので,シュウたちは地鮫にしがみつくと,空中に浮かぶ謎の巨大要塞まで連れて行かれてしまう。そこには顔色の悪いネネという老人がいて,地鮫はワシが仕向けたと明かされると,シュウたちは許すまじと立ち向かうが,ネネの影が竜の様になり,シュウらはあっと言う間に倒され,さらに穴が開いて三人は大空に投げ出されてしまう。落下する中シュウが「負けねえええ!」とよくわからないことを叫ぶと,突然,なぜか三人は上昇し要塞に逆戻りする。そこでまた突然に光球が現れて,「それを飲め」というどこからともなく聞こえる女の声に従い飲み込むと,シュウたちの影がドラゴン,ミノタウロス,フェニックスに変化し,代わりに機械と戦ってくれるのである。三人は要塞から地鮫を奪い脱出すると,ネネ打倒を誓い旅を始める。
 鳥山明先生のキャラクターデザイン。
 シュウはピンチになるととりあえず「負けねえええ!」と叫ぶのである。敵であるネネに「ネネ!なんだこれは!」と質問したりもする。その熱血が空回りすることもあるが,ストーリーが進むにつれ改善していく。
 登場人物の言動に疑問を呈したい部分はあるものの,ストーリー的にも戦闘的にも,良RPGだと思う。