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児童文学を3DCG化。
りえちゃん家に飼われている小さい黒猫のルドルフは、ひょんな事から家の外に飛び出し、いつのまにか「お魚くわえたどら猫」状態になってしまう。裸足でかけてくる愉快なサザエさんではなく、どちらかというと三河屋的な人が台車を乗り回しブラシを振り回して転がってくるのである。そんなだからルドルフも動転して、トラックに逃げ込むが、三河屋の執念の攻撃により、気絶してしまう。
気付くとルドルフは東京にいた。そこで出会うノラ猫のイッパイアッテナ。イッパイアッテナは教養のある猫で、人の文字を読めるし書ける。さらには歴史の造詣が深く、偉人の言葉っぽいものを引用したりする。
そんな彼にルドルフは色々と教えてもらう。
単純なハッピーエンドで終わらないのが良い。
図鑑を見るシーンは子供向け感が凄かった。イッパイアッテナが成熟した大人感を醸し出すので余計そう感じるのかも。かと思えば字を書き始めるファンタジー、不思議な作品。