Brilliant Grunt

各種作品の感想、批評。或いは、ただのメモ。

【洋画】ウォークラフト 感想

 人気PCゲームで、RTSリアルタイムストラテジー)のWarcraftを映画化したもの。
 

ストーリー

 人間とは異なる世界に住むオーク。オークの世界が滅びそうなので、人間界への侵略が始まる。
 人間はチート的な魔力を持つ「守護者」に助けを求める。ドワーフやエルフ、魔法使いは人間に非協力的だった。

 一方でオーク族は一枚岩ではなく、黒魔術を使うオークの力に危機感を抱いた一部のオークたちは、人間との密通を企て、人間とオークのハーフが間に入ることになる。 
 
 そんな中、守護者の力に陰りが見え始める。

感想

 ゲームの方は名前しか知らないが、RTSは大好きなジャンルである。そしてエルフやらオークやらが出てくるファンタジーは大好物なので、期待値は高かった。

 蓋を開ければ、なるほどこれは面白い。
 開幕でオークの夫婦が登場し談笑するシーンでもうこの世界に引き込まれてしまったのである。

 必ずしもオークが悪で人間が善、という構成でないのがよかった。
 
 オークやクリーチャー、魔法の圧倒的な力は爽快だ。
 
 ただ、エルフやドワーフはすこし登場するだけで、戦闘には参加しない。

 また、最後の王様の決断はどうなのか?疑問が残る。

 それと、人間がすこし清潔すぎる気がする。外見ではなく、内面が。ハーフオークに対してみんな優しすぎないか。恋愛にまで発展しているし。様々な種族がいるこの世界では、ハーフオークぐらいでは驚かないのだろうか。

 とにかく、続編を作る気まんまんなので、楽しみである。