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- 出版社/メーカー: アメイジングD.C.
- 発売日: 2017/05/02
- メディア: DVD
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1945年1月、フランスのアルザス地方をドイツ軍から奪還するため、米軍と仏軍が共に進軍していた。それは、後にアルザスのスターリングラードと呼ばれる熾烈な戦いとなる。
仏軍の部隊を率いるエナック伍長は、最初こそ新入りの部下に厳しくするものの、なにやら敵を気にかける素振りを見せ始めるので、部下も徐々に不信感を抱くようになる。従軍司祭は伍長に詰め寄るも逆ギレされる。
そんな中、エナック達は1人のドイツ兵を捕虜にする。それは、エナックの弟だったのである。
仏兵たちは弟に疑惑と憎しみの目を向け、エナックは敵と味方両方から弟を守ってやらなければならない。
結局のところ、弟は自分を敵視していた味方を庇い死亡してしまう。
当時、ナチス・ドイツはフランス人を10数万人も徴兵したらしい。それがひとつのテーマで、同じ国の人々が敵味方に別れてしまった悲劇を描いている。
映画の説明で、「監督が一人七役をこなした」とあったので作中で7人のキャラに扮したのかと思ったら、そうではなく監督、主役、撮影などそういう意味だった。